どうもです。田所です。さて、僕は高校時代に、NEC の、MS-DOS のサーバー「MS-140」という高額な機械のハードディスクを不意に壊したことがあって、シャットダウンの手順をきっちり勉強しなかったんでしょうね。ハードディスク(大きな多層式のLPレコード盤ぐらいな大きさ)を壊し、修理の費用に、1986年当時の価格で県費が100万円ぐらい出て行って(笑)千葉県立千葉工業高等学校・情報技術科の先生に1週間ぐらい口を利いてもらえなかった過去があります……先生ごめんなさい。当時は、名うてのクラッシャーとして名を馳せていました(・∀・)ノ
このように、コンピュータを扱うということは、繊細な女の人を扱う時のような優しさが必要でして、決してコンピュータに対して、八つ当たりしたり、怒ったりして、動作中に突然、電源ブッチしたり、本体や周辺機器を殴ったり、叩いたり、水没させたりしなければ、滅多なことでは壊れません。このキーを押したら大爆発が起きる、ということはまずないです。ご安心ください。シャットダウンの手段さえ間違えなければ、まずデータを失うこともなく、二度と動かない、ということもありません。
逆に、壊してみて初めて反省する、ということを通じて、パソコンのデリケートな側面に気づく、おカネが出て行って初めて「あ、痛っ」ということに気づく。そういうこともあるのです。
なので、大人になったわたくしは、パソコンを直す、修理する人になりました。なぜなら、どこをどうすればパソコンが壊れるかが分かったからです。「あ、ここをこうするとヤバイ」とか、「ここは短気を起こしてはいけない」などなど、そういうことが、皮膚感覚で分かって来るのです。
例えば、工業高校の「実習」の授業で、静電気除去を怠ったがために、Z80というCPUが入った、1万円ぐらいするボードマイコンをひっそりと壊す(半導体が黙って汗をかく)、また、回路の組み間違えで、安定化電源(ACアダプタみたいなもの)に、間違えて1,440ボルトの電圧を発生させてトランスを焼く、回路からきな臭い匂いがして初めてわかるとか……こういう「黒もの家電」ってとても高いので、痛い授業料ですが。
パソコンやスマホを壊してみて初めてわかることも多いのですよ。失敗は成功の母ということです。
ではでは(・∀・)ノ
パソコンのお医者さん 昔は名うてのクラッシャー ネットウイングス 代表 田所憲雄 拝
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